アントワーヌとコンスエロ
先日、図書館で見つけた『サン=テグジュペリ 伝説の愛』という本を読みました。 『星の王子さま』で知られる小説家のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリと、その妻コンスエロの愛の軌跡を辿った本なのですが、 二人が長年にわたって交わした書簡、写真、スケッチがたくさん紹介されていて、図版のように読み応えがありました。 アントワーヌは友人からコンスエロを紹介され、一目で恋に落ち、その日のうちに「あなたは僕と結婚することになる」と告げたそうです。 とてもドラマチックな出会いですね。 その言葉どおり二人は後に結婚するのですが、その結婚生活はというと、何度もすれ違いや仲違い、和解をくりかえす波乱に満ちたものでした。 それでも最後まで二人を結ぶ愛の糸は切れることなく、妻コンスエロに対するアントワーヌの想いを原動力にして、世界的名作『星の王子さま』は世に送り出されました。 「大切なことは目に見えない」 「星々が美しいのは、ここからは見えない花がどこかで一輪咲いてるから」 こうした言葉たちが紡がれた裏にもう一つの物語があったことを知り、私にとって『星の王子さま』は、ますます特別な一冊になったのでした。
婚活の味方サブカルチャー その3
長らくブライダルでコーディネーターをさせて頂いている中で、少し前までは、お相手への条件に「趣味の合う人」と言われた時、その優先順位はかなり低い方へと促しておりました。「結婚は日々の生活ですからね」と。 しかし昨今の調査によると(趣味の中でも特に前回の最後に書いた「ネトゲ婚」)オフラインで知り合ったカップルの離婚率は7.67%ですが、オンラインで出会ったカップルの離婚率は5.96%と低いとあります。 なぜ?? そこで、サブカルでつながる婚活・結婚のメリットを挙げてみました。 1.共通の話題で盛り上がりやすい サブカル好き同士であれば、最初のデートから話題に困ることが少ない。好きなアニメや漫画の話、最新のゲーム情報、次に行きたいイベントなど、共通の話題で盛り上がることができます。 2.趣味を理解し合える安心感 一般的な婚活では、相手が自分の趣味を理解してくれるかどうかが不安材料となることがあります。しかし、サブカルでつながる婚活ではその心配が少なく、趣味を共有することで安心感が生まれます。 3.同じ趣味の仲間とのつながりも広がる サブカル婚活を通じてパートナーを見つけるだけでなく、同じ趣味を持つ友人や仲間とのネットワークも広がります。これにより、さらに深いコミュニティに属することができることで、更にパートナーとの絆も強まります。 ⒋結婚生活でのすれ違いが少ない 2人の共通の趣味で楽しい時間を過ごすことは、結婚生活の中でも大きな喜びとなるでしょう。また、一緒に過ごせないときや興味のジャンルか異なっても、相手への理解の幅も広がり、信頼感、安心感に繋がるからです。
歌は世につれ、世は歌につれ
最近ふと、吉田拓郎さんの「結婚しようよ」を聴きたくなりました。 「僕の髪が肩までのびて君と同じになったら」のフレーズで知られる、あの曲です。 私はリアルタイムで聴いていた世代ではありませんが、その昔、母から古いフォークギターと楽曲集を譲ってもらったときに、この曲を知りました。 「結婚とは家と家の結びつきである」という意味合いが強かった当時、「僕の髪が伸びたら結婚しよう」という気ままなプロポーズは、とても新鮮に感じられたことでしょう。 令和の今はというと、DINKs、友達婚、週末婚、同性婚など、結婚することの意味を自分たちで決められる時代になりました。 古くからの結婚観も失われたわけではなく、一つの選択肢として残り続けています。 こうした世の中で、人と人の結びつきを描く歌もまた、彩り豊かになっていくのではないでしょうか。
岡本敏子さんの言葉
今回は、芸術家の岡本太郎さんの秘書であり、パートナーであった岡本敏子さんの言葉を紹介したいと思います。 「誰も認めてくれなくたっていいの。“わたしっていいなぁ!”って、ときどきにっこりして、自分を抱きしめるの。そうすれば、恋は豊かよ。」 「恋」の部分を、「人間関係」に置き換えても良いでしょう。 自分という存在を受け入れ、慈しむ気持ちは、自分の中から湧いてくるものであり、どれほど強く結ばれている者同士であっても、相手に与えることはできません。 それを外側に求めている限り、虚しい思いが満たされることはないでしょう。 ためしに敏子さんの言葉の通りにやってみると、何となく気恥ずかしさを感じつつも、気持ちがスッと軽くなるような気がしました。 今までどうして、こんなに自分自身のことを否定していたのだろう、とも感じました。 誰にそうしろと言われたわけでもないのに… 「どの人に出会っても、なんだかいつも同じパターンの繰り返しだな」と感じているのなら、それは、そろそろ別のやり方を試してみる頃だよ、というサインなのかもしれません。
婚活の味方サブカルチャー その2
「モンハン婚」という言葉をご存知ですか? 有名な芸能人カップルも「モンスターハンター」ゲームで愛を育まれ、ご結婚されたようですよ。 オンラインゲームのモンスターハンター(モンハン)を通じて急接近。画面上のキャラクターを通し、共通の敵を倒すべく協力しながら仲を深め、交際!そこから程なくして結婚!何の迷いも無かったようです。 なぜ、オンラインゲームは男女が仲良くなるのにこんなにも良い場所なのでしょうか? ほぼ毎日のように顔を合わせられる いつでもリアルタイムにチャットでコミュニケーションをとれる クエストのクリアや攻略を通じて同じ目標を達成する これだけ仲良くなる環境が整っていれば、お互いに恋愛感情を抱くのも自然のことのように思われます。 さらに、シャイでなかなか思った事を言葉に出来ない男性もネットゲーム上では、リードしたり、「大丈夫?」「僕が守るから」なんて神対応がさらりとできてしまう。 コミュニケーションがちょっと苦手な2人でもオンラインゲームを通して、簡単に仲良くなれるかもしれません。特に、声には自信があるという方にはかなりお勧めですよ! ちなみにネットゲームきっかけに知り合っての結婚を「ネトゲ婚」いうようで、離婚率がすごく低いとか……
婚活の味方サブカルチャー その1
漫画家の鳥山明さんの逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。誰?と思われた方も「DRAGON BALL」や「Dr.スランプ」の作者と言えば、ピンとくることでしょう。 日本人のほとんどが「DRAGON BALL」や「Dr.スランプ」というタイトルを一度は耳にしたことがあると言っても過言では無いと思いますし、 日本だけではなく世界中にファンを広げていらしたようです。 そんな中、漫画やゲームにあまり興味を持っていなかった私が、昨今の漫画やアニメやゲームなどに関する文化、いわゆるサブカルチャーと呼ばれる 文化の人気の勢いの凄さにびっくり仰天しているという訳で、少しお勉強しようかなと思っているところです。 というのも、少し前にも「ゲーム」を趣味に持つお二人が、驚く程のスピードでご結婚をお決めになられたからです。お互いの趣味はゲーム。 ゲームとひとことで言っても様々な種類がありますよね。でもお見合い当日もゲームの話でとても盛り上がったそうです♪♪ そして最初のデートは、取り敢えず一緒に楽しめるゲームを……と参加したのが「脱出ゲーム」(新宿のとある脱出ゲーム施設)そこで急接近。 まだまだサブカルチャーへの認識が浅かった私は半信半疑でしたが、共感
そして同時体験
が大きく影響したと言えるでしょう。見事ゴールインされました。 それも超スピードで!「ゲームよあっぱれ」と、その威力を思い知らされた次第です。 数年前まで、婚活プロフィールの趣味の欄にサブカルチャーと呼ばれるジャンルのものを載せることには、かなりの抵抗があったものです。 もしかしたら婚活中、「その趣味を書くのはやめておきましょう」とか、「ここには書かずに、お見合いになった時に直接お話してみて下さい」なんて言われた人はいませんか? 大変失礼な話ですよね。もちろん当時は、会員様の為を思っての提案だった訳ですが、時代は流れ、ブーム到来
今やそんな私達が、率先して趣味の欄への掲載をお勧めしているというわけです。 この現実に私自身が非常に驚いています。ですが、このブームに乗っからない手はありません。 次回は「サブカルチャーの趣味を婚活にどう活かすか?」のお話を載せたいと思っています。