2024.07.09
「気に食わない人」に出会う意味(1)
誰しも、「なんとなくこの人とは合わないな」「苦手だな」と感じる人はいるものです。 相手を避けたり、なるべる関わらないようにしたりしても、 まるで腐れ縁のようになかなか縁が切れず、歯痒くてもどかしい思いをする・・・ そういうことはありませんか? あなたから見た「嫌いな人」「苦手な人」の言動は、たいてい不快なものです。 ですが、それに対して、ただ腹を立てたり、悲しんだりしているだけでは、おそらく同じことが繰り返されるでしょう。 こんなふうに考えてみてください。 その人は、あなたにとって反面教師であり、「自分はこうならないように気をつけよう」と意識させてくれている存在なのだ、と。 言い方を変えれば、その人は「嫌な役」をわざわざ引き受けてあなたの前に現れて、 あなた自身の気づきや成長を促してくれているのです。 そう考えてみると、急にその人の存在が、自分にとって意味のあるものに思えてきませんか? 生活態度や人との関わり方、言葉の選び方など、 「なんかこの人のここが気に食わない!」と感じたら、 目を背けてしまう前に一度じっくりと観察してみてください。 きっと大事な気づきがあるはずです。