2024.04.12
一度は破局も、試練を乗り越え成婚した『運命のふたり』
お見合いから交際にいたり順調にご成婚を目指していたヨシダさん(仮名)。しかしお相手に急な転勤話が持ち上がったことにより、一度は破談してしまいました……。ところがまさに『運命』とでも呼べそうなできごとから、お二人は転勤というハードルを乗り越え、無事ご成婚されました。 今回は『運命の人』と呼ぶべきお相手にめぐりあったヨシダさんのお話を、担当コーディネーターへのインタビュー形式でご紹介します。 順調な交際が一転…不安があるなら慎重に。 ――ヨシダさんはどのような印象の方でしたか? 担当コーディネーター(以下、担当)「初対面の印象は明るく素直で、この方ならすぐによいお相手が見つかるだろうと感じました。実際、最終的にご成婚されたお相手とのマッチングにもさほど時間はかかりませんでしたし、お見合いからご交際スタートまでもスムーズでしたね。ご成婚まで秒読みだと思っていました。その分、お相手に転勤の話が持ち上がった際は、着いていくべきか最後まで悩まれていました」 ――最終的に、ヨシダさんが「新たな出会いを探そう」と決心された理由はなんだったのでしょうか? 担当「ヨシダさん自身にもお仕事がありますから、おいそれと『はい、一緒に行きます』とは言えませんよね。お相手の転勤がかなり急なお話だったので、お二人とも準備をする時間が十分に取れなかったことも要因のひとつかもしれません。 交際は順調だったとはいうものの、知り合って間もない相手のために現在の生活を捨てて着いていく決心をするのは容易ではないと思います。焦って結婚してしまってから問題が出ても、すぐにとんぼ返りすることは難しいですしね。私からも、慎重になったほうがよいとヨシダさんにアドバイスをしました」 ――お相手の方が転勤を断るのも難しいですよね。 担当「はい、それも簡単ではありません。お相手の方にもキャリアプランがあります。転勤を受ければ社内での評価が高まり、結果的によりよい地位に立てる可能性があるわけですから。それはいずれ築く家庭を安定させることにもつながります」 ――互いの希望に妥協点が見つからなかったんですね。 担当「そうですね。気が合ったお相手だからこそ、ヨシダさんとしてもお相手のお気持ちを大切にしたいという考えがあったようです。双方の考えに折り合いがつけられず、一度は破談となりました。 ゴール目前での挫折はとても辛いですが、苦しみは一瞬です。それに比べて結婚は長く続くものですから、ご自身の意に染まない要素があるなら飛びつかないほうが、結果的に幸せな家庭が得られる可能性が高いと私は思います」 訪れた『運命』の再会。 ――それでも最終的に、ヨシダさんはそのお相手とご成婚なさったんですよね。どのようないきさつがあったのでしょうか? 担当「ヨシダさんから聞いた話によれば、ブライダルのビルでばったり再会したんだそうです。その頃には既にヨシダさんもお相手の方も婚活を再度始められていたのですが、たまたまブライダルに来社されたタイミングが同じだったんですね。『見覚えのある人だなと思ったらその方で驚いた』とおっしゃっていました」 ――それは『運命』を感じますね! 担当「まるでドラマのワンシーンみたいな展開ですよね(笑)。もともと成婚直前までいっていたおふたりですから、もう一度ご交際を始めるまで時間はかかりませんでした」 ――まだお互いお気持ちがあったのですか? 担当「どうやらそのようです。ケンカ別れしたわけではありませんし不意の破局でしたから、よくも悪くもお互いに忘れられない相手だったのかもしれません。2度目のご交際では転勤がハードルになることもなく。そのまま無事にゴールインされました。私もコーディネーター歴は長いですが、あれほどホッとしたことはなかなかありませんね」 あきらめない粘り強さが『運命』を引き寄せる ブライダルでは日々多くのカップルがご成婚にいたっています。その中には「赤い糸で結ばれた運命のふたり」としか言いようのないできごとが起こることも……。 もちろん会員さまご本人の努力こそが成婚への一番の近道ですが、活動を続けていると時には運が味方することもあるかもしれません。とはいえ、運命のお相手が現れても、ご自身の準備ができていなければ射止めることは難しいでしょう。 いつ『運命の人』が見つかっても良いようにしっかりと準備を整え、あきらめずに婚活を続けてください。私たちブライダルのコーディネーターも、会員さまを支え、背中を押します。 ブライダルでの婚活にご興味がある方は、こちらのページからお問い合わせください。