2024.12.24
今回は、芸術家の岡本太郎さんの秘書であり、パートナーであった岡本敏子さんの言葉を紹介したいと思います。
「誰も認めてくれなくたっていいの。“わたしっていいなぁ!”って、ときどきにっこりして、自分を抱きしめるの。そうすれば、恋は豊かよ。」
「恋」の部分を、「人間関係」に置き換えても良いでしょう。
自分という存在を受け入れ、慈しむ気持ちは、自分の中から湧いてくるものであり、どれほど強く結ばれている者同士であっても、相手に与えることはできません。
それを外側に求めている限り、虚しい思いが満たされることはないでしょう。
ためしに敏子さんの言葉の通りにやってみると、何となく気恥ずかしさを感じつつも、気持ちがスッと軽くなるような気がしました。
今までどうして、こんなに自分自身のことを否定していたのだろう、とも感じました。
誰にそうしろと言われたわけでもないのに…
「どの人に出会っても、なんだかいつも同じパターンの繰り返しだな」と感じているのなら、それは、そろそろ別のやり方を試してみる頃だよ、というサインなのかもしれません。