2024.05.14
「自分には男運がなくて・・・」と言う女性に、どんな男性が理想なのか尋ねてみたことがあります。すると、「“ありがとう”と“ごめんなさい”が言える人なら、それで十分なんですけどね」という答えが返ってきました。
皆さんも、「そんな当たり前のことができる人なら、どこにでもいるよ」と思いますか?
実は、「ありがとう」と「ごめんなさい」という言葉を、社交辞令ではなく心から素直に伝えられる人って、あまり多くありません。
そもそも、感謝の気持ちを感じ取る「心のセンサー」が鈍くなっていたり、感謝の気持ちはあっても、それを伝えることに照れ臭さを感じたり…・・
「悪いのは自分ではなく相手なのだ」という被害者意識が働いたり、自分の非を認めたら立場が弱くなるような気がしたり…
私たちはさまざまな理由をつけて、「ありがとう」や「ごめんなさい」という言葉を、(無意識のうちに)なるべく言わずに済まそうとしてしまうものです。
ところが、血液やリンパの流れが滞ると体に不調がでるように、素直な気持ちを人に向けて流さないままでいると、やがて人間関係がギクシャクしてきます。
最近、人間関係がうまく行ってないな、と感じている人は、周囲の人(特に身近な人)に「ありがとう」と「ごめんなさい」を伝えられているか、見つめ直してみて下さい。
たった一言から、すべてが変わるかもしれませんよ。